スバル・インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様 2012(トミカ№7)

スバル・インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様は、WRX STI 4ドアをベースとしたグループR4仕様のラリーカーです。

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上記写真は、タカラトミーが発売している車のダイキャストミニチュアカー「トミカ」のインプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様で、2014年5月17日に日本で発売されました。
スバル・インプレッサWRX STIの4ドアセダンがベースですが、ラリー仕様だけにとても迫力のある外観になっています。
ラリー選手権には、新井敏弘選手のアライモータースポーツが参戦していましたが、このミニチュアカーは、2012年の東京オートサロンに出展されたR4仕様車を再現しているものと思われます。

フロントボンネット上に、スバルの6連星のマークとSUBARUの白ステッカー文字が、印刷で再現されています。
銀色で縁取られたスバルのマークは、6つの星が綺麗に印刷されています。
一方、実車のWRX STI 4ドア グループR4仕様のボンネット下のエアインテーク部分には、スバルの6連星エンブレムが設置されています。
このミニカーは、ダイキャストの金型形状でエンブレムを再現していますが、印刷や塗装はされていません。
そのため、注意深く見ないと、エンブレム部分を再現されていることに気付きません。

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ボンネット中央のエアバルジもまた、ダイキャストの金型で再現されています。
元々が大型の迫力のあるバルジなので、このミニカーでもとても目立っています。
また、バンパー部分のフォグランプやエアインテークも、ダイキャスト金型の形状で再現されています。
ヘッドライトは、シルバーの塗装で表現しています
これは、トミカでは一般的な手法です。

このダイキャストミニカーは、フロントドアの下からせり上がってくる白とシルバーのカラーリングも、正確に再現しています。
更に、スバルの6連星のマークとSUBARUの白ステッカー文字が、印刷でドア部分に再現されています。
大きい上に、色や形状も実車に似ているので、とてもリアルです。

実際のインプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様は、ポリカーボネート製の窓を採用していました。
このミニチュアカーは、明るいところでしかインテリアが見えないほど色の入った樹脂で、ポリカーボネート製の窓を再現しています。
これにより、サイドビューは更に迫力が増しています。

タイヤは、トミカでよく使用されている一般的なタイプですが、ホイールの縁部分が金色になっています(通常は銀色)。
東京オートサロンに出展されていたインプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様が、金色のホイールを装着していたので、それをイメージしているのかもしれません。

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このダイキャストミニカーは、大型のリアウィングの形状を、正確に再現しています。
また、リア部分も青色と銀色の色分けが正確に行われており、黒のリアバンパー部分には、スバルの6連星のマークとSUBARUの白ステッカー文字が印刷で再現されています。

リアコンビネーションランプは、赤色の塗装で表現されており、ターンシグナルランプ等は再現されていません。
また、トランク部分のスバルやSTiのエンブレムも、再現されていません。
全体のカラーリングや大きな印刷の出来がすばらしいだけに、細かい部分の仕上げについては少し残念です。

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右の青い車は、1998年に400台限定で発売されたスバル・インプレッサ22B-STiバージョンです。
こちらは、トミカプレミアムだけに、細部の仕上げが更に精密になっています。
ただ、インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様のミニチュアカーの印刷もすばらしく、トミカの中ではかなり完成度の高いモデルの一台だと思います。

スポーツカーのトミカではお馴染みの擬似サスペンションが設定されています。
このダイキャストミニカーの縮尺は1/67で、実寸は約68mmです。




【実際のインプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様について】

インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様は、国際自動車連盟(FIA)のグループR4規定で製作されたラリーカーです。

ベースになったのは、スバルの3代目インプレッサです。
2007年の発売時は、ショートオーバーハングの5ドアハッチバックボディでしたが、4ドアセダンが2008年に追加されました。
308PSを発生する水平対向4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載したスポーツタイプのインプレッサWRX STIも、当初は5ドアハッチバックのみでしたが、2010年に4ドアセダンが追加されました。
この4ドアモデルをベースに、足回りやボディ剛性を強化したのが、インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様です。
グループR4は、改造範囲が厳しく制限されたFIAグループN車両の戦闘力を引き上げ、Super2000(S2000)に近い性能を発揮させるために設定されました。
外観は基本的に変わりませんが、公認キットの装着により冷却性能を向上させるとともに、車両の軽量化やサスペンションの変更が行われています。

インプレッサWRX STI 4ドア グループR4仕様は、サスペンションのストロークが延長されるほか、サイドウインドウのポリカーボネート化、ドアやボンネットのインナーパネルの切削、ダッシュボードの簡素化等による軽量化が行われています。

2012年のIRC(Intercontinental Rally Challenge)に参戦したアライモータースポーツの新井敏弘選手が、アジア・パシフィックラリー選手権 第5戦 ラリー北海道にグループR4仕様のインプレッサWRX STI 4ドアで参戦し、優勝しました。